2008年 06月 21日
えー、わたくし、文鳥さんの爪切りが苦手です。
「あ~、これ以上伸びるとさすがに危ないよ…」と思うあたりで渋々切るぐらいです。
わが家のコの中でも、チャイちゃん、くるみちゃん、ざくろさん、アレックス、しろちゃんあたりは、羽づくろいのついでに爪のお手入れも自分でしているようで、年に1度くらい、後ろ向きの指の爪の先をちょんと落とすぐらいなのですが、女の子たちはほっとくと伸び放題です。
…というわけで、しぶしぶ爪切りをすることにしたのですが、いい道具を使うと少しは楽しくなるかと思って、諏訪田製作所(くどいようですがアフィリではありません(笑))の「SUWADA爪切り クラシック」を購入しました。もちろん、人間さまの爪も切ります(笑)。
去年、シルバ@blanccasseさまのブログ「2×2...人と文鳥の小さな群れ」で拝見して以来、心の底でふつふつと「欲しいなぁ、欲しいなぁ…」と思い続けていたのですが、このたびようやく買うに至ったのでした。
「ぱちん」というより「さくっ」という感じで切れます。間違って文鳥さんの指まで挟んだりした日にゃー、すぱん!と切れるだろうなあ~、と想像したら、逆に恐ろしくなってしまいましたよ…(←本末転倒)。
仏教徒ではないのでお線香がなく、かなり前にえらく高い止血パウダーをペットショップで買ったのですが、結局封は開けていません…。
では、このステキ爪切りで文鳥さんの爪切りをしてみましょう。
とりあえず、こういうときに実験台になるのはざくろさんです(笑)。
「おかーちゃん、そういう握り方やめてくださいよ。あ、まさか爪切りですか?(汗)」
実は過去、ざくろさんの爪切りでちょっとだけ深爪をしたことがあって、血がにじんでいたので慌てて口に入れたことがありました。傷に舌が触れると「ぎゃっ!」と言って身をよじって手から逃げていったのですが、それ以上の出血もなく、冷や汗が出た程度で終わりましたが…あとで考えると、文鳥の足を口に入れるなんて不衛生なことがとっさにできるとは…母は強しだわねぇ、と思ったのでした(なんか違う)。
ここでまた問題になるのが、こういうニッパータイプの爪切りは右手で持つのか左手で持つのか…ということです。自分の手ならば、利き手の爪を切るには利き手でない方の手に爪切りを持つのが当然ですが、どちらか持つ手を選べるならば…えーと、どっちなんでしょうか(汗)。
テコ式というのでしょうか、従来型の爪切りならば左手で使う方がラクなんですが、はさみを使うときは右なのです。
中途半端な矯正のおかげで、あれは右、これは左とばらばらで、たとえば接木をするときなどはもう大変です。剪定ばさみで切るときは右手、切り出し刀で芽や樹皮を薄くそぐときも右手、でも長さをそろえるために切り出し刀を包丁のように使うときは左手…そして刃物を持っていない方の手には安全のために軍手、とやっていると、ほかの人の倍以上の時間がかかってしまいます。
で、今回の爪切りは、はさみに準じて右手で持つことに。
1羽を切り始めると全員が騒ぎ出し、結局、1羽残らず全員切ってしまいました。
本当は、まだ前回の爪切りからそんなに日が経っていないので切る必要がないコや、見るからに自分でちゃんと短くしているコもいたのですが、「次は自分の番?」とどきどきさせたままだとなんか悪いかなあ、とか思って(笑)。
今まではそのへんで売っているような普通の爪切りだったのですが、やはりサクサク切れると仕事が速くてラクですね。ええ買い物さしてもらいました(笑)。
爪切り終了後、なんか不満そうなざくろさんと、自分の身に降りかかろうとしている災難におびえるくるみちゃん&あこやちゃん夫婦(左側のケージ)とチャイちゃん&フィビちゃん夫婦(右側のケージ)。←この「ケージの左右」も最初に書いたときは逆だった、という悲しい事実(泣)。
それから、前回のエントリーで「文鳥の原産地での繁殖期って、日本と同じく秋~春なんだろうか?」とか書いていましたが、『小動物ビギナーズガイド「文鳥」』(伊藤美代子著・誠文堂新光社)のP44に、
原産国のインドネシアの1年は、気温が少し低く過ごしやすい「乾季」と、気温と湿度の高い「雨季」に別れています。ブンチョウたちの繁殖は、おもに乾季に行われます。日本にいるブンチョウも同様に、気温と湿度の低い冬が繁殖期になるのです。
という記述がありました。灯台もと暗し…。
となると、野生の文鳥の繁殖期は主に夏、ということになりますね。
(いや、赤道に近い南半球なので「強いて言えば冬」というのが本当ですね(汗)。:08年8月28日追記)
「気温が少し低く過ごしやすい」と言っても、月の最高気温35℃が30℃になる程度のインドネシアと、30℃が10℃になる日本を同列に考えてよいのかどうか…「超文系」的には「なんか違うんじゃな~い?」と思うのですが…。
ついでに、同じ本のP59に、
アボカドや、桃などの果実の種には毒がありますのであげてはいけません。
とあります。
アニファの『わが家の動物・完全マニュアル 文鳥 改定・保存版』(スタジオ・エス刊)のP34には、
果物は毎日あげる必要はなく週に一度程度、旬の新鮮なものを与えます。ただしアボカド、モモ、アンズ、ビワなどは中毒を起こすのであげてはいけません。リンゴなどの種も同じ理由であげてはいけません。また、パイナップル、パパイヤ、キウイフルーツ、マンゴーなどの汁液で、皮ふ炎を起こす可能性もあります。
とあります。
まあ、トロピカルフルーツにはたんぱく質分解酵素が含まれているのでゼラチンが固まらない、ゼリーを作るならば寒天を使うか、酵素が働かないように、缶詰のものや加熱したものなどを使え、というのは家庭科で習ったとおりですが、そういう酵素で皮膚が炎症を起こす可能性はあるでしょう。マンゴーがウルシ科なのは有名な話ですし。
ただ、アボカドはともかく、モモ、アンズ、ビワで文鳥さんが中毒を起こすって本当でしょうか(汗)。熟したとたんにムクドリやらヒヨドリが食べに来るような果物が、フィンチ類に限って有毒というのはかなり考え辛いのですが…。農家はむしろ鳥害で困っているぐらいなのでは?
バラ科植物の未熟な果実(たとえば青梅とか)には体内で青酸になる物質が含まれていることはよく知られていますが、これはフツーに考えて、種子が発芽できるまでに育った状態で動物に食べてもらわないと、種を遠くに運んでフンとともに落とし、発芽させてもらえないという「木の側の都合」によるものですね。甘い果肉を食べていいから、代わりに種を運んでね、というわけです。
ですから、未熟な果実、種子が有毒であることについては納得できるのです。
ただ、人間が文鳥さんにやる果物は普通、熟したもののはずなので、モモ、アンズ、ビワを避ける理由も、リンゴの種を避ける理由もわかりません。まあ、文鳥さんがあの大きなモモやアンズやビワの種を食べられるとも思いませんし、硬い種子を食べやすい大きさに刻んでまで食べさせる人もいないと思いますが、たとえ種の切り口をなめたりしたところで何が起こるとも思えません。
リンゴの種は、そのままでも文鳥さんが口にする可能性がありますが…漢字では「林檎」ですよ? 木扁に禽と書くのは伊達じゃありません、鳥が食べるからそういう字を当てるのだと『本草綱目』にも書かれているぐらいで…って、『本草綱目』もあまりに古い本なので、現代医学から見るとトンデモなこともたくさん書いてありますけど(笑)、それはともかく、熟した果実を食べて、あわよくば種まで飲み込んでもらってどこか遠くでフンをしてくれれば、リンゴとしても勢力拡大を図れ、鳥もリンゴもめでたしめでたし…という構図ではないのでしょうか。
もちろん、大前提として「熟しているもの」限定ですが、最近は青りんごを売っているのも見ませんし、青いモモやアンズやビワを手に入れる機会もそうそうないでしょう(あったとしても、文鳥さんが食べるとは思えませんし)。
だいたい、アンズの種が怖くて、誰が杏仁豆腐が食べられましょうか?(←本当は「食えるかっつーの!」と書きたいところです(笑))。アーモンドだって食べられませんし、うっかりさくらんぼの種を飲み込んだことがある人なんてざらにいるでしょう。
普段から思うのですが、こういう「毒のある植物」(もっと言えば「文鳥さんの食べていいもの・悪いもの」)という話になると、やけに話が混乱したり歪んだりしがちな気がするのです。
「とりあえず大げさに言っておけば、食べないで死ぬことはないはずだから…」って感じなんでしょうかねえ。
しばらく前にも「ツツジ科の植物は有毒」というのをどこかで見て「身近にあって毒を持つのはレンゲツツジとアセビぐらいじゃないの? ツツジ科が怖くてブルーベリーが食べられましょうか?(←本当は…以下略)」と検索していたら、レンゲツツジを「レンゲ科」と書いているページがいっぱい出てきて腰が抜けました。
レンゲといえば「いかにもマメ科植物!」って花なのに~(泣)。レンゲを見たことがない人ってそんなに多いの?と不安にすらなってくる「超文系」なのでした。
ま、いずれにせよウチの文鳥さんたちはシードとボレー粉と青菜しか食べてくれないので、ちょっと寂しかったりするぐらいで、ブルーベリーもアンズも関係ないといえば関係ないんですけどね…。
「あ~、これ以上伸びるとさすがに危ないよ…」と思うあたりで渋々切るぐらいです。
わが家のコの中でも、チャイちゃん、くるみちゃん、ざくろさん、アレックス、しろちゃんあたりは、羽づくろいのついでに爪のお手入れも自分でしているようで、年に1度くらい、後ろ向きの指の爪の先をちょんと落とすぐらいなのですが、女の子たちはほっとくと伸び放題です。
…というわけで、しぶしぶ爪切りをすることにしたのですが、いい道具を使うと少しは楽しくなるかと思って、諏訪田製作所(くどいようですがアフィリではありません(笑))の「SUWADA爪切り クラシック」を購入しました。もちろん、人間さまの爪も切ります(笑)。
去年、シルバ@blanccasseさまのブログ「2×2...人と文鳥の小さな群れ」で拝見して以来、心の底でふつふつと「欲しいなぁ、欲しいなぁ…」と思い続けていたのですが、このたびようやく買うに至ったのでした。
「ぱちん」というより「さくっ」という感じで切れます。間違って文鳥さんの指まで挟んだりした日にゃー、すぱん!と切れるだろうなあ~、と想像したら、逆に恐ろしくなってしまいましたよ…(←本末転倒)。
仏教徒ではないのでお線香がなく、かなり前にえらく高い止血パウダーをペットショップで買ったのですが、結局封は開けていません…。
では、このステキ爪切りで文鳥さんの爪切りをしてみましょう。
とりあえず、こういうときに実験台になるのはざくろさんです(笑)。
「おかーちゃん、そういう握り方やめてくださいよ。あ、まさか爪切りですか?(汗)」
実は過去、ざくろさんの爪切りでちょっとだけ深爪をしたことがあって、血がにじんでいたので慌てて口に入れたことがありました。傷に舌が触れると「ぎゃっ!」と言って身をよじって手から逃げていったのですが、それ以上の出血もなく、冷や汗が出た程度で終わりましたが…あとで考えると、文鳥の足を口に入れるなんて不衛生なことがとっさにできるとは…母は強しだわねぇ、と思ったのでした(なんか違う)。
ここでまた問題になるのが、こういうニッパータイプの爪切りは右手で持つのか左手で持つのか…ということです。自分の手ならば、利き手の爪を切るには利き手でない方の手に爪切りを持つのが当然ですが、どちらか持つ手を選べるならば…えーと、どっちなんでしょうか(汗)。
テコ式というのでしょうか、従来型の爪切りならば左手で使う方がラクなんですが、はさみを使うときは右なのです。
中途半端な矯正のおかげで、あれは右、これは左とばらばらで、たとえば接木をするときなどはもう大変です。剪定ばさみで切るときは右手、切り出し刀で芽や樹皮を薄くそぐときも右手、でも長さをそろえるために切り出し刀を包丁のように使うときは左手…そして刃物を持っていない方の手には安全のために軍手、とやっていると、ほかの人の倍以上の時間がかかってしまいます。
で、今回の爪切りは、はさみに準じて右手で持つことに。
1羽を切り始めると全員が騒ぎ出し、結局、1羽残らず全員切ってしまいました。
本当は、まだ前回の爪切りからそんなに日が経っていないので切る必要がないコや、見るからに自分でちゃんと短くしているコもいたのですが、「次は自分の番?」とどきどきさせたままだとなんか悪いかなあ、とか思って(笑)。
今まではそのへんで売っているような普通の爪切りだったのですが、やはりサクサク切れると仕事が速くてラクですね。ええ買い物さしてもらいました(笑)。
爪切り終了後、なんか不満そうなざくろさんと、自分の身に降りかかろうとしている災難におびえるくるみちゃん&あこやちゃん夫婦(左側のケージ)とチャイちゃん&フィビちゃん夫婦(右側のケージ)。←この「ケージの左右」も最初に書いたときは逆だった、という悲しい事実(泣)。
それから、前回のエントリーで「文鳥の原産地での繁殖期って、日本と同じく秋~春なんだろうか?」とか書いていましたが、『小動物ビギナーズガイド「文鳥」』(伊藤美代子著・誠文堂新光社)のP44に、
原産国のインドネシアの1年は、気温が少し低く過ごしやすい「乾季」と、気温と湿度の高い「雨季」に別れています。ブンチョウたちの繁殖は、おもに乾季に行われます。日本にいるブンチョウも同様に、気温と湿度の低い冬が繁殖期になるのです。
という記述がありました。灯台もと暗し…。
となると、野生の文鳥の繁殖期は主に夏、ということになりますね。
(いや、赤道に近い南半球なので「強いて言えば冬」というのが本当ですね(汗)。:08年8月28日追記)
「気温が少し低く過ごしやすい」と言っても、月の最高気温35℃が30℃になる程度のインドネシアと、30℃が10℃になる日本を同列に考えてよいのかどうか…「超文系」的には「なんか違うんじゃな~い?」と思うのですが…。
ついでに、同じ本のP59に、
アボカドや、桃などの果実の種には毒がありますのであげてはいけません。
とあります。
アニファの『わが家の動物・完全マニュアル 文鳥 改定・保存版』(スタジオ・エス刊)のP34には、
果物は毎日あげる必要はなく週に一度程度、旬の新鮮なものを与えます。ただしアボカド、モモ、アンズ、ビワなどは中毒を起こすのであげてはいけません。リンゴなどの種も同じ理由であげてはいけません。また、パイナップル、パパイヤ、キウイフルーツ、マンゴーなどの汁液で、皮ふ炎を起こす可能性もあります。
とあります。
まあ、トロピカルフルーツにはたんぱく質分解酵素が含まれているのでゼラチンが固まらない、ゼリーを作るならば寒天を使うか、酵素が働かないように、缶詰のものや加熱したものなどを使え、というのは家庭科で習ったとおりですが、そういう酵素で皮膚が炎症を起こす可能性はあるでしょう。マンゴーがウルシ科なのは有名な話ですし。
ただ、アボカドはともかく、モモ、アンズ、ビワで文鳥さんが中毒を起こすって本当でしょうか(汗)。熟したとたんにムクドリやらヒヨドリが食べに来るような果物が、フィンチ類に限って有毒というのはかなり考え辛いのですが…。農家はむしろ鳥害で困っているぐらいなのでは?
バラ科植物の未熟な果実(たとえば青梅とか)には体内で青酸になる物質が含まれていることはよく知られていますが、これはフツーに考えて、種子が発芽できるまでに育った状態で動物に食べてもらわないと、種を遠くに運んでフンとともに落とし、発芽させてもらえないという「木の側の都合」によるものですね。甘い果肉を食べていいから、代わりに種を運んでね、というわけです。
ですから、未熟な果実、種子が有毒であることについては納得できるのです。
ただ、人間が文鳥さんにやる果物は普通、熟したもののはずなので、モモ、アンズ、ビワを避ける理由も、リンゴの種を避ける理由もわかりません。まあ、文鳥さんがあの大きなモモやアンズやビワの種を食べられるとも思いませんし、硬い種子を食べやすい大きさに刻んでまで食べさせる人もいないと思いますが、たとえ種の切り口をなめたりしたところで何が起こるとも思えません。
リンゴの種は、そのままでも文鳥さんが口にする可能性がありますが…漢字では「林檎」ですよ? 木扁に禽と書くのは伊達じゃありません、鳥が食べるからそういう字を当てるのだと『本草綱目』にも書かれているぐらいで…って、『本草綱目』もあまりに古い本なので、現代医学から見るとトンデモなこともたくさん書いてありますけど(笑)、それはともかく、熟した果実を食べて、あわよくば種まで飲み込んでもらってどこか遠くでフンをしてくれれば、リンゴとしても勢力拡大を図れ、鳥もリンゴもめでたしめでたし…という構図ではないのでしょうか。
もちろん、大前提として「熟しているもの」限定ですが、最近は青りんごを売っているのも見ませんし、青いモモやアンズやビワを手に入れる機会もそうそうないでしょう(あったとしても、文鳥さんが食べるとは思えませんし)。
だいたい、アンズの種が怖くて、誰が杏仁豆腐が食べられましょうか?(←本当は「食えるかっつーの!」と書きたいところです(笑))。アーモンドだって食べられませんし、うっかりさくらんぼの種を飲み込んだことがある人なんてざらにいるでしょう。
普段から思うのですが、こういう「毒のある植物」(もっと言えば「文鳥さんの食べていいもの・悪いもの」)という話になると、やけに話が混乱したり歪んだりしがちな気がするのです。
「とりあえず大げさに言っておけば、食べないで死ぬことはないはずだから…」って感じなんでしょうかねえ。
しばらく前にも「ツツジ科の植物は有毒」というのをどこかで見て「身近にあって毒を持つのはレンゲツツジとアセビぐらいじゃないの? ツツジ科が怖くてブルーベリーが食べられましょうか?(←本当は…以下略)」と検索していたら、レンゲツツジを「レンゲ科」と書いているページがいっぱい出てきて腰が抜けました。
レンゲといえば「いかにもマメ科植物!」って花なのに~(泣)。レンゲを見たことがない人ってそんなに多いの?と不安にすらなってくる「超文系」なのでした。
ま、いずれにせよウチの文鳥さんたちはシードとボレー粉と青菜しか食べてくれないので、ちょっと寂しかったりするぐらいで、ブルーベリーもアンズも関係ないといえば関係ないんですけどね…。
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by javafinch
| 2008-06-21 20:05
| 文鳥亭日常