2009年 06月 05日
てんやわんやでご無沙汰でした
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あっという間に春のばらの季節も終わりに近づいております。これはFerdinand Pichardという品種です。
ゴールデンウィークが終わったと思ったら、夫の実家@大阪のおばーちゃんが亡くなっててんやわんやでした。
こちらではほとんど意識していなかったのですが、大阪に着いたらほんとにみんなマスクしてるんで驚きましたよ…。
というわけで、ちょいと物忌みでご無沙汰しておりました、すいませんすいません(汗)。
あ、夫のおばーちゃんは100歳近くで大往生&わたしは1回しか会ったことがない、という事情で、お悔やみのコメントは不要でございます。むしろ長寿にあやかりたいぐらいです(笑)。
しかしまあ、こういう突然のことが起こると、やはり生き物を飼っているのは大変だとしみじみ思いますね。
これまでも、2泊までなら「3日ぶんの餌+バナナ型水入れ」でしのいできて、今回も大阪に2泊したのですが、こんなに微妙な気候の時期に留守にするのは初めてのことで。
真夏のクーラーつけっぱなしの時期とか、秋の終わりでヒーター入れっぱなしの時期とかばかりだったので、今回のような「夜~翌朝までヒーター」という時期はどうしたものかなあ…と。
結局、日中に気温が上がってさらにヒーターで加温する(エアコンにもサーモスタットはあるでしょうけど)という事態はヤバかろうと、エアコンは切ったきりにして出かけました。独身男子もペアのみなさんもつぼ巣があるので、少々寒くてもなんとかしてくれーい、と。
結果的になにごともなかったのですが、何日も交換していない敷き紙の上に死体があったら、おかーちゃんどないしよ~(泣)とおびえておりました。とはいえ、人間の冠婚葬祭をシカトするわけにもいきませんしねえ、ある程度のリスクは承知しておかないといけないのでしょうね。
ちなみに、ペアのみなさんは全員抱卵中でした。
ざくろさん&りらちゃんペアと、チャイちゃん&フィビちゃんペアはシーズン中ずーっと抱卵しているような状態ですが、見事なまでに孵化しません。今年はいったいなにがあったのでしょう。
抱卵中のペアは、放鳥時に片方が出てこなければよいのですが、放鳥時にしか出ない豆苗などのおやつが気になるのか、夫婦揃って出てくることが多く、餌や水や敷き紙を交換したら、とっととケージにお帰りいただくことになっています。
となると、ひとりでは到底写真を撮る余裕などないのです、しくしく。
というわけで、里親さまからのお写真紹介です!(笑)。
まずは東京のTさまからいただいた「チャッくんの壁に耳あり作戦」、別名「ストーカー作戦」。
ケージの中にいるのはばんちゃん(女の子)、ケージの上にいるのがミャッくん、そしてケージと壁の間に挟まっているのがチャッくんです。
ばんちゃんのケージの隣には、チャッくんの大好きなシナモンの女の子「ちみみちゃん」がいるのですが、ちみみちゃんのケージの上にはいつも「銀ちゃん」がいるので、近寄ると「ぎゃるる!」と怒られる…というわけで、チャッくんが編み出したのがこの方法なんだそうです。
ばんちゃんのケージの上から、壁との隙間(わずか数センチ)に入り込み、横移動でちみみちゃん宅まで行き、ちみみちゃんの真横でお歌を歌う…という、なんだかヒジョーに涙ぐましくもストーカーっぽい技を編み出したそうです。
ケージの裏を勝手に通路にされたばんちゃんはもちろん、お目当てのちみみちゃんにすら「カルル!」と攻撃され、逃げ場がないので「ぎゃ!」と悲鳴を上げることもしばしばだったようです。
しかし、チャッくんも工夫して、それまでケージの格子を足でつかんで移動していたのを、壁に背中を押し付けて、ケージには足を添えるだけで移動できるようになったそうで…(汗)。
さすがはざくろの血を引く幼児体型文鳥(別名:丸文鳥)ですね。
そしてその変態っぽさ…足環の色で簡単に「プリンス」などと呼んでいたのが悪かったのでしょうか(泣)。
いえ、わたくし、(元)プリンス殿下、めちゃめちゃ好きなんです。
先日、夫を会社までクルマで送っていった帰り、ラジオで「Bat Dance」のイントロが流れて「をを!」と思ったら、笑い声のところでDJが「笑いすぎじゃないですかね」と言ったので「バカモン!」とひとりで怒ったぐらいです。しかも肝心の「農協牛乳!」の前で切れてしまうし…。
もちろん、ちみみちゃんのケージの上にいる銀ちゃんは激怒して、チャッくんのいるケージと壁の隙間に行こうとするのですが、流線型の銀ちゃんはつるりとしているのでチャッくんのように自在に動けるはずもなく、さりとて自力で上まで上がれるわけでもなく、結局Tさまに救出されているそうです。
写真では、ミャッくんが呆れているようですが、ミャッくんもたいがい丸いですよね…。
ちなみにチャッくん、菜挿しに菜っ葉をとめる輪ゴムを毎日水入れに入れるんだそうです。どうやらそこが「輪ゴム返却口」だと思っているのではないか、とはTさまの弁。
お次は県内のKさまのお宅に行った、チャイちゃんとフィビちゃんのコドモの「りんくん」、K家のコになってはや1年が経ちました。換羽中のお写真です。
相変わらず紙が大好きで、Kさまが大事にしていらっしゃるチケットの半券をかじかじするので隠しておいても、いつの間にか見つけ出してまたかじかじしているとか。
「文鳥って記憶力いいんでしょうか?」と尋ねられましたが…Tさまのところのチャッくんの行動などを考えても、小さい頭でいろいろ考えているようです(笑)。
そしてこちらは箕面のSさまのお宅に行った、りんくんの妹の「まりちゃん」です。
ちょっと前まで換羽でしんどそうだったらしいのですが、今はまたゲンキにしているとか。
チャイちゃん似の美人さんになられましたねえ…。
Sさまいわく「相変わらず、性格は優しくおっとり…」とのことですが…。
…本当なんでしょうかっ!(泣)。
1週間先に生まれた男の子「みるくくん」とは今も折り合いが悪いらしいのですが、ケージの外から一方的にケンカふっかけてどーするの~?(泣)。
そして…昨シーズンのことを考えると、まったく予想もできなかった低孵化率のわが家ですが、6月1日にくるみちゃん&あこやちゃんペアのところで1羽孵化しました。たぶん、孵化するのはこの1羽だけだと思いますが…生後5日の赤身のひな、見てみます?(汗)。
(画像クリックで拡大します)
くるみちゃん&あこやちゃんペアなので、育雛の心配はしていないのですが、これだけ孵化しないというのは、やはりなにか条件が悪かったのでは?と思っていて、その中で唯一生まれた雛がゲンキに大きくなってくれるのかどうか、ちょっと不安です…。
でも、一応ブログのタイトルの半分(「ひなひなたち」ではなく「ひな(単数)」(笑))は満たしたことになりますし、やっぱり赤ちゃんはカワイイなぁ(泣)、と思っているところです。
五体満足でひとり餌ぐらいまで大きくなれば、また里親さまを募集するかもしれません。
…1羽だけだと溺愛しすぎて手放せなくなるかもしれませんけど(汗)。
by javafinch
| 2009-06-05 20:53
| 文鳥亭日常